料理を始めたきっかけと来日の理由を教えてください。
祖父母がカフェをしていた影響で6歳から料理を始めて、料理の世界に興味を持って、勉強を始めました。オーストラリアの料理専門学校に通い始めて、もっとレパートリーを増やしたくて、日本や他の国に旅へ出ました。その中で、日本が一番好きで、料理と日本人の人柄、文化に惚れました。料理は見たことのないものがたくさんあって、煮物・漬物・干物等の技術って色んなものがあるから面白い。きっと死ぬまで楽しめるんだろうと思います。
多国籍料理のきっかけ
子供のころから家族でいろいろな国へいったし、一人でも様々な国を見てきました。いつもの慣れた味だけじゃなくて、“味覚の旅”がいろんなところでできるから好きなんです。そういう経験を活かして多国籍料理をしています。見たことない、食べたことないものでみんなに良いびっくりをしてもらいたいですね。
マット先生の料理教室は、英語教室も兼ねていますね。
楽しみながら勉強したほうが覚えやすい、とオーストラリアではいわれているけど、言葉でも料理でもそうだと思います。料理が好きな人、英語を学びたい人が来てくれる中で、「座って漢字何百回」みたいな学び方じゃなくて、新しいことを学んだ実感と楽しさがあると良いですね。笑いながら、楽しいなあっていう感じにしたい。「やらなきゃいけない」じゃなくて「出来る」って思いながら楽しんでもらいたいです。英語は発音とか文法よりとにかく使うことが上達のコツ。英語で知る食材の名前も新鮮だと思います。そういった単語も積極的に使っていきます。
どんなに教科書で勉強しても、実際にレストランに行ったら読めないメニューばっかりなんてことになりかねませんから(笑い)。生徒さんと一緒に成長することが大切だと思っています。
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