現場レポートvol.5
2014.08.11
こんにちは!現場監督の新谷です!
最近とても暑いですが、みなさん、身体に気をつけて毎日をお過ごしくださいね。
さて、今回の現場はリビングダイニングのリフォームです。
こちらのお宅は両隣の家と繋がっており、また、築年数がかなり経過しているお宅です。
今回のリフォームは、キッチンの入替と床の張り替えです。
張り替える床が出来る限り、きしまないように、床の下地のさらに下にある、根太木を補強する作業と
床の下地を貼る作業をお伝いえたします。
まずは既存の根太で痛みが激しい部分を取り除いていきます。
職人と私の判断で、傷んだ根太を取り除きつつ新しい根太を取り付けていきます。
作業が仕上がってきました。根太と根太の間がかなり短い距離で取り付けられているのがわかると思います。
お施主様とお打合せをした中で、通常よりも床を丈夫にしたいとのご要望を受け、今回の工法を選択いたしました。
根太の補強を終えたら次は下地の貼り付けです。新築物件であれば水平や垂直がすぐにわかるのですが、
リフォームは建物の癖や色々な障害物があるのでそれを計算しながらその場で下地をカットして張りつけていきます。
▲自社大工の東郷、計算したものをカットし、型にしていきます。職人の技術と経験がものをいう作業です。
下地を張り付けるのも簡単に見えますが、ひとつひとつ、根太の中心にしっかりとビスを打てるのも職人ならではの技です。
暑い中でも黙々と作業を続けていきます。
床の下地をすべて張り終え、根太張り、下地貼りの作業が完了しました。
今回は床のきしみを低減するために根太の距離を縮め、きしみにくくする工法をとりました。
床の張替えにかぎらず、リフォームの工法は画一的ではできません。そのお家の状態によって様々な問題点があるので、
当社のリフォームはその点をしっかりと考慮しながら一番適切なアプローチの工法を見つけ出してきます。