現場レポート特別企画「住まいができるまで」〜海老名編vol.5〜
2015.06.26
こんにちは!
シンサナミリフォーム部です!
現在、リフォーム部では横浜市と海老名市にて大型リフォームの施工を行っております。
そこで、普段見れないリフォームの生の現場をよりいっそう知っていただこうと思い、
現場レポート特別企画「住まいができるまで」と題し、写真はもちろん時には動画も使い、今までの現場レポートよりも一歩も二歩も踏み込んだ内容でお伝えしていきます!
今回は床組み作業についてお伝えしますが、
さて、床を組む作業といってもその工法には、いくつか種類があります。まずはそれぞれの工法の構造などを解説いたします。
床の構造について
工法のお話の前にまずは床の基本的な構造から。(一般的な木造戸建て住宅の場合)
フローリング材などの下部にあたる部分は写真のようになっており、下から、大引きを支える床束、根太をうけるために900ミリ間隔に組まれる大引き、そして床板を支えるために30ミリ間隔で大引きに対し直交方向に組まれる根太というようになっています。
根太張り工法
根太張り工法とは根太に接着剤と釘とで直接フローリング材を固定する工法です。メリットとしてはコストが安く、手間が少ないので工期も早いのですが、
反対に床鳴り発生しやすく、重い家具などを置いた場合、床材がたわみやすくなってしまいます。
捨て張り工法
捨て張り工法とは根太とフローリング材の間に合板などを下地として張る工法です。メリットとしては根太張り工法よりも床の強度が増すので、床鳴りも少ないです。弊社ではより安心した住まいづくりを行いたいとの考えから基本的にこちらの捨て張り工法を推奨しています。
▲これが床束です。
▲このように大引きと根太をクロスさせるようにして床組みをしていきます。
▲最後に根太の上に合板を打ち付けます。このあと、フローリング材を打ち付ければ、捨て張り工法での床が仕上がります。
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