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- LPガスのいいところ
そもそも「LPガス」って何?
LPガスとは、「液化石油ガス」のことです。常温で圧縮すると液化するので、ボンベに充填して運搬することができ、広く家庭用の熱源として利用されています。自立型エネルギーの先端であるLPガスの利点をご紹介させていただきます。
火力が強い
LPガスと都市ガスの違いのひとつに熱量があります。
数字にすると、プロパンガスの1㎥あたりのカロリーは約100.47MJ(24,000kcal/㎥)、これに対し都市ガスは約45MJ(10,750kcal/㎥)とその差はなんと約2倍以上。そのためLPガスのほうがお風呂は早く沸き、炒め物等の調理にも適しています。
実際にレストランのほとんどがLPガスを利用しているのはこのためなのです。
災害時の復旧が早い
大災害が起きたとき、インフラの復旧は非常に重要です。東日本大震災をはじめとする多くの災害において、いち早く復旧したのがLPガスでした。
都市ガスは地中にガス管が通っているため復旧に時間がかかりますが、LPガスは個別供給なので、電力・都市ガスのライン供給が分断されても一戸単位での復旧が可能です。また、被災地での緊急炊き出しや仮設住宅への熱源供給などにもLPガスが用いられ、ガソリン不足の状況下ではLPG車が役立ったことも、災害に強く自立性が高いLPガスを印象付けました。
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汎用性が高い
ガス機器は、そのガスに含まれる成分に適したものでなければ使用することができません。都市ガスの場合は地域によってガスの種類が異なりますが、LPガスは日本全国ほぼ共通。引っ越しなどによってガス機器を買い直す手間もかかりません。
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設置費用が安い
LPガスはガスボンベを設置して点検すれば使用することが出来るので、設置費用と手間がほとんどかからず、お客様へのご負担が少ない点も人気です。
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未来の
エネルギーであるLPガスは太陽光などの発電システムと組み合わせることで、一戸のエネルギーをすべて賄うことが出来る可能性を秘めています。
暖房にも冷房にも温水にも使用することが出来、各家庭の単位で保有することのできる安心・安全なエネルギーです。 大規模集中型ではなく分散型のエネルギーとして注目されています。